冬の感染対策と公衆衛生学について
乾燥で飛沫の水分が蒸発しやすく軽くなることで、より微細な粒子となる為、空間に長く感染元のウイルスが漂うようになる、ということだそうです。
冬の感染対策は、乾燥対策!ということで、STUDIOに加湿器を設置致しました。また、レッスンの前後には空気を入れ替えてクリーンな環境を目指します。
掌に泥が付いている状態を想像してみてください。
泥をシートで拭って、その使用したシートで今度は机を拭くとします。
どうなるでしょうか。
泥を机にこすりつけたことになりますよね。これはウイルスでも同様のことが言えるそうです。
つまり、除菌シートは拭い取って、1回ごとに捨てて使うものであって、
使いまわしてはいけないんです。
除菌シート自体にすべての菌を無くす効力があるわけではありません。
ちなみに汗拭きシートも、首回りを拭いて、脇を拭いてと使いまわしていませんか?
私はしていました((+_+))
使えば使うほど汗のにおい菌を付け回すことになるそうです、、、!ガーン!
【除菌】というのは、消毒や滅菌や殺菌の力があるわけではないので、要注意!
菌を水と共に洗い流すことを考えると手洗いはとても有効です。
そして石鹸は泡で菌を浮かして洗い流しやすくなるので有効です。
薬用石鹸は石鹸自体に消毒効果があるものなのでお勧めです。
薬用石鹸ではない香りやアロマの石鹸については消毒効果はありません。
除菌シートももちろん大切ですが、まずはぜひ手を洗いましょう!
菌が少なくなったところで、アルコール消毒!
アルコール消毒も一定の効果がありますが、全ての菌を消毒する効果があるわけではないので、
手を洗って菌をある程度洗い流してからじゃないと大きな効果は得られません。
清命先生はいつも何かある度に【手を洗いましたか?】と声をかけてくれていましたが、ここまで手洗いが有効であることを深く知らなかった私は、
勉強会後に改めて気持ちを込めて丁寧に手を洗おうと心に誓いました。
皆さんも、インフルエンザが流行る時期ですので、ぜひ一緒に手洗いしていきましょう!
0コメント